これは、紙のマスコットです。
フワフワして、ちょっと変わった触り心地です。
DSCN1073

これを作ってくれたのは、小学2年生Mさんです。
Mさんは、短い時間でどんどんアイディアがわいてきて、いろんな作品をつくってくれます。
この、紙マスコットですが、ホチキスの針を隠すために試行錯誤したのがみえます。
素材を変え、貼り方を変え、完成させました。

両側の、髪の毛のようなものの針を隠すには、どうすればよいだろうか…
隠し方も、ひとつずつ隠しつつ可愛くしたらいいのでは…
いや、すっきりと真っすぐ隠してあげた方が…

きっと、これをつくリ上げるまで、いろんな事を考えたのだと思います。
大人だと、ついつい効率よく考えてしまいがちですが、
これが、ものをつくる面白さを半減させているとも感じます。

Mさんは、つくりながら、制作方法を考えている様子です。
なので、つくっている途中で課題がでてきます。
ですが、そこできちんと考え、工夫して変化させながら、完成させていきます。
毎回、すごいのつくったね~🎶 が出てきます。

絵を描くときは、色に敏感で、近頃は、そこに繊細さも加わっているのが感じられます。
絵具の扱い方も、筆使いも、随分器用になりました。

そんなMさんですが、アトリエに来るのは、今月まで。
とても残念です。
さみしくなりますが、これからも、時間があったら何か創作してみてくださいね!

夏の作品展では、Mさんが描いたものも展示予定ですので、ぜひきてください。

Mさんのこれからの活躍、楽しみにしています。