アトリエでは、ときどき親子で通ってくれる場合があります。
最初は、3歳の女の子とお母さんでした。
親子で一緒のことをするわけでなく、別々の内容を同じ時間にしていきます。
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お母さんは、透明水彩の作品を描いていっらしゃいました。
今まで、学校の美術の授業でしか描いたことがなかったようですが、絵ハガキを描いてみたいということで、小さな作品を毎回つくっていかれました。

女の子は、まだ幼稚園にも通っていないということで、お母さんにピタリとくっついていましたが、お絵かきや工作遊びをしはじめると、少しずつ、自分で楽しめるようになりました。

1時間半程度をたっぷり、それぞれにやりたい事をして過ごされている様子は、こちらが見ていてもステキな時間でした。
もちろん、ときどきお互いの様子や作品に気をくばり、声をかけているのですが、程よい距離感でつながっています。

通常、親子で という場合、子どものサポートを親がするタイプの共同制作が多いですね。
それも、とても楽しい経験です。
もしくは、子どもの様子を見ながら、親同士の交流会になったり。
それも、お母さんたちがコミュニケーションをとれ、大切ですよね。

ですが、もう一歩踏み込んで、それぞれが楽しめる形にすると、本当に充実した時間が過ごせます。
お母さんが、夢中になって絵を描いている姿をみて、子どもも同じ楽しみを共感できます。


つい先日も、中学生以上のデッサン会があり、親子で参加してくれました。
お母さんは、平日昼間のクラスなので、別々の時間に通常は制作されていますが、
デッサン会のときは、一緒の机で隣どうしで描きました。
時々、お互いの絵を見ながら、描き進める様子は、やはり微笑ましいですね。
お母さんが、自画像に奮闘している姿を真横で感じ、刺激になっただろうし、うれしかったのではないかと思います。

親子でアート!いいですね~♪
いくつになっても楽しめますね。

年齢を重ねて、お母さんやお父さんが高齢になっても出来るからいいですよ~

できるだけ、こういう機会をつくっていけたらな~と思っている今日この頃です。