作品展も、お店が休みということで、お休みです。

なぜ、八女市土橋市場にあるbibliotic!というお店で作品展をやっているのか、考えてみました。

まず、そのお店に入ったときに、すごく心地よいというのが一番です。
土橋市場のノスタルジックな雰囲気を感じつつ、小さなお店の入り口を開けるわけですが、
並んだ商品も、選ばれ、大切に置かれているのが伝わりますし、実際にお店の方のお話しをきくと、いろんな物語や思いがつまっています。
そして、その説明をしてくれるお店の方々も、とても気さくで、ステキなお二人です。窓から見える木々を楽しみながら、2階に上がると、小部屋の解放感が、時間を忘れさせてくれます。
その2階で、作品展を開かせてもらっています。

アトリエの教室や、公共の展示室などで、作品展をしましたが、物足りなさを感じていました。
限られた人しか、なかなか見ないというのも、せっかくの作品展なのに、寂しいですし、真っ白な四角の箱の中に展示した作品は、ちょっと居心地も悪そうな…。それで、ここ数年、作品展はしていませんでした。
ただ、頭の中にはずっとあったんです。

bibliotic!にはじめて行ったとき、こんなところで、みんなの作品を展示できたら、すごく楽しいだろうな…
アトリエのみんなの話し声や笑い声が、素直に作品からきこえてくるのでは…
絵に興味がない人たちにも、見てもらえる機会になるし、それぞれの年齢の作品があるので、その多様さから、ピンとくる作品もでてくるのでは…
絵や工作を飾ったりすることが自然に楽しんでもらえたら…
絵や工作は特別なことではないと伝われば…
いやいや、作品自体はとても魅力的で面白いし…なんて、きりがないですね。

アトリエのみんなが、自然体で描いた作った作品を、その魅力を十分伝えることができ、いろんな人に、自然に興味をもってもらえたら!というのがまとめです。

アートは日常を豊かにするものです。
つくってよし、みてよし、かざってよし、の単純ながらも奥の深い世界です。
コンクールで賞をもらった作品だけが良い作品ではありません。
魅力をもった作品は、たくさんあります。
その、魅力を引き出し、伝えるのも、私の役割りかと思っています。
この作品展で、少しは伝わったかな~なんて思っています。

こうやって、作品展示のための特別ではない場、こそが、日常的アートのすすめになるのかな…なんて。

あとは、好みもありますね~
自分の個展も、となりが喫茶店ですね。仕事の合間に、ランチをとって、うっかり作品をみている方をみると感動です。

木曜日から、また作品展がみれます。私も時間をみつけてお店にいきますので、ぜひ、おいでください。
作品展のご感想なども、書いていただいてるので、うれしく読んでいます。