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すっきりとした形と色が、彼らしい船です。
まわりのみんなは、ここに立って…釣りをして…なんて言いながら作っていますので、長さや幅など、こだわりがあるようです。

この船は、幅がなく、横から見た状態が、船に見えます。
立体的につくるというより、イラストや写真などの、平面の記憶の方が勝ったのだと思います。
横から見た船の形は、本物に近いですよね。

絵もそうですし、立体もそうですが、彼の作品をみていると、とてもシンプルで、素直な表現をしてくれます。
そこが、彼の良いところです。
飾ることなく、等身大の姿があって、ゆっくり成長していく様子が、わかります。

大人は、子どもらしい元気いっぱい!な表現を、子どもらしさに思う傾向がありますが、
本当にそうでしょうか。
いろんな環境で、いろんな子がいるのです。
スー と、そのままに受け止めてあげるとよいです。

そうすると、子どもの作品は、見ている大人(自分)の視点のゆがみに気づかせてくれます。

スー と スー と ですよ♡