急に秋らしい風が吹いて、朝晩ひんやりしています。

9月の子どもクラスは、8月から作っている小物入れの仕上げをしました。
絵の具での色つけと保護ニスをつけています。出来上がった作品は、どれも個性的でした。
何を入れようかな〜と迷っていた子も、作品が完成に近づくにつれ、〇〇を入れたら良さそう!と楽しそうでした。
せっかく小物入れを作ったのですから、使ってみてほしいです。
機能、デザイン的にどうなのかも使ってこそわかる事もたくさんあります。
飾るだけオブジェとは違い、また工夫のしどころもあるはずです。

真っ白の紙粘土が次々に色と艶が加わるのが、アトリエの風景としては面白かったです。
白のままで良い!なんて言っていた子も、他の作品が、徐々にカラフルになっていく様子をみて、ちょっと色をつけてみようかな☆と取り組んでくれました。

早く完成させた子は、人の動きの研究時間として、くじ引きで出てきたポーズを描いています。
これも楽しい時間でした。
え〜!!
わからん!
の声もありましたが、自分でポーズをとってみたり、模型を動かしてみたり、各々研究してくれました。
いつも完成作品ばかりでなく、研究、探究、発見してほしいと思っています。

アトリエは様々な個性溢れる子たちが集まっているので、刺激がたくさん、アイディアがたくさんあります。
皆んなが集まってする創作活動は、ひとりでするのとは違う良さがあります。
また、そんな空間にいますので、自然に多様なあり方を尊重していけているようで、優しいですね〜。
子どもたちを見ていて、素敵な作品ができていくのも楽しいし、良かったな〜と思います。
それと同じくらいに、和やかで優しい子どもたちの様子を見ていて、嬉しくなります。
ありがたいですね。
みんなで場を作ってくれています。
だから安心して自由な表現もしやすいですのでしょうね。

今年入ってくれた皆さんも随分アトリエに慣れてくれました。
秋から冬にかけてはクリスマスや干支など定番テーマが続きます。
気温の変化が目まぐるしいですが、風邪などひきやすくなります。
元気いっぱいで、跳ね返していきましょう!

10月も楽しみです。